2022
Oct. 16(Sun)
Oct. 16(Sun)
保護する、拾う、どちらも普通に見る表現ですね。
こういう保護猫動画に英語字幕を付けている人はprotect,pick upを使う場合がほとんどで、翻訳ソフトに突っ込んだか他の動画を真似たのかなーと思うんですが、英語としては変かな、と。
保護するというのは何かから守るために長期短期問わず自分の管理下に置くことで、
虐待者から、冬の寒さから保護(下に置く)、というように使いたいです。
また拾うをpick upにしてしまうと、ゴミを拾い上げるとか落とした箸を拾うとか幼児がヨチヨチと車道に出るのを抱き上げて止めた、あるいは待ち合わせの場所で落ち合って車などで送り届ける時に使いますからその瞬間の行為に重点があります。
英語と日本語の意味の幅の違いと言われればそうですが、ネコを拾うは偶然行き会ったその場で自分が拾うこと、保護するは拾ったり託されたりした後で世話や管理することと解釈するのが近いんじゃないかな。
いきさつはいろいろでも、野良を家で飼うことにする行為なら、英語だとrescueとなり、野良をその困難な生活から救い出すという言い方が普通みたいです。これを簡単に日本語にするなら「救う」「助ける」ですね。
ネコのほうの同意はない以上大いに人間都合な考え方ではありますが、保護する・拾うを英語にするならちょっと考えたいところです。
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